いざというときの防災知識

LED懐中電灯のランタン化で防災!より明るくする方法とは?

2021/11/27
 
懐中電灯の画像
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過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

災害時にLED懐中電灯をランタン化する防災アイデア、より明るくする方法、おすすめの懐中電灯などを解説します。懐中電灯の使い方は大きく分けて二つあります。

・ポリ袋をかぶせるだけの簡易型
・ペットボトルを使ってランタンにする方法

防災知識・LED懐中電灯をランタン化しよう

ポリ袋をかぶせる方法は、白いポリ袋をかぶせるだけです。骨はポリ袋の中に空気を入れて膨らませておくこと。あとはポリ袋を上に向けた懐中電灯に輪ゴムで縛り付けるだけです。これによって光が拡散した状態になります。

非常時でもちょっとおしゃれ、あるいはポリ袋がちょっと邪魔になるのでコンパクトにしたいという場合はペットボトルランタンの代わりにするのがいいでしょう。

ペットボトルランタンの画像

この場合、 空のペットボトルを2本用意して、 一つは懐中電灯を入れるための土台とします。土台となるペットボトルは上の方を切り、その上にもう一本のペットボトルを重ねます。

上のボトルには水を入れるわけですが、あまりたくさん入れてしまうと倒れやすくなってしまうので、2/3程度がいいでしょう。セットしたら懐中電灯を点灯します。

牛乳を使ってより明るくする方法

以上でも光の拡散になりますが、牛乳を混ぜると水だけの時よりも光の広がりが多くなります。

これは「分散系に光を通したときに見られる、光の通り道がはっきりとみられる」チンダル現象を利用したもの。

光が進む途中に大き目な粒子にぶつかって光が散乱することで光の通路が見えるので、粒子が溶けきった食塩水や砂糖水などでは起こりません。

液体に小さな粒子が入っていればいいのでせっけん水でも有効です。

ちなみに、入れ過ぎると暗くなってしまうので、牛乳なら水2リットルにキャップ1杯程度くらいがちょうど良いと言われています。

100均の商品でも乗せるだけでランタンが作れる

100均で「ベースライト」という商品もあります。ペットボトルを乗せるだけでランタンになるというもので、単4電池を3本使用で48時間使えるとのこと。

電池カバー部分がネジで開けるタイプなので、電池交換のときに十字ドライバーで開け閉めしなければならないのが100均ならではです。

ペットボトルランタンを作りやすい、多機能の懐中電灯

多機能の懐中電灯のひとつで、ペットボトルランタンを作りやすい、エレコムの懐中電灯型モバイルバッテリー「DE-M20L-3350RD」も紹介しましょう。

懐中電灯型のLEDライトを搭載したスマートフォン用モバイルバッテリで、ライト部は4段階調光点灯となっています。

メーカーによれば、連続使用時間が約21時間50分から約4時間40分まで調節できるので便利ですね。

さらに、かんたんにペットボトルランタンがセットできるような仕組みになっています。先端部のソケットを引き出し、水の入ったペットボトルの口に取り付けられるようになっているんですね。

これだとペットボトル1本で済んで、簡単に取り付けられるので自分でセッティングする必要はなく、手間もかかりません。

モバイルバッテリとしての充電機能、ランタン、懐中電灯の3WAYなので、ひとつ用意しておくと便利です。

 

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