いざというときの防災知識

ジアのチカラ(ピュアソン)高濃度とライトの違い・使い方・4L等の評価

2020/12/09
 
手すりに除菌をする画像
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過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

ジアのチカラ(ピュアソン)・テレビ朝日のロッピングでも人気に

ジアのチカラ(ピュアソン)の高濃度希釈タイプとライト(light)の違い、使い方、口コミ評価、500mlスプレーボトル・2L・4L・10L・20L詰め替え用などの価格について調べてみました。

ジアのチカラは株式会社ピュアソンが製造・販売している次亜塩素酸水です。

アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムのPhを、食品添加物の酢酸によって弱酸性に調整することで、除菌力が強く、安全性の高い除菌水としています。

テレビ朝日グループの通販番組「テレビショッピングのロッピング(Ropping)」でも紹介されて、人気になりました。

人気の秘密は長期保存できない次亜塩素酸水の欠点を、製法特許を取得した技術により、大幅に伸ばしているという特徴にあります。

一般的に次亜塩素酸水の詰め替え用は冷暗所で保管することが条件ですが、そのようにしても保管しているあいだに濃度が下がってきます。

とくに夏場などで保存条件によっては早く濃度が低下する場合もあります。後述しますが、それらの保存期間を大幅に改善しているわけですね。

ジアのチカラの使い方

ジアのチカラの使い方は、原液を水で5倍に希釈して(ジアのチカラ1:水道水4)使用します。

希釈したら除菌したい物に軽く湿る程度にスプレーして、そのまま乾燥させたり、清潔な布やキッチンペーパーで拭きとったりして使います。

汚れている場合は、汚れを取り除いてからスプレーする方が効果的です。

食卓、まな板から弁当箱、調理家電、床、下駄箱、加湿器、トイレとあらゆる場所に使えますが、いくつか注意点はあります。

皮革製品、電化製品の通電部分、テレビやパソコンのモニター画面への使用は避けましょう。

いちばん人気のある詰め替え用4Lだと、300ml置き型プッシュポンプまたはスプレーボトルで使用した場合に、約30本分。1本当たり約166円になります。

ジアの力の使用期限と保存方法

次亜塩素酸水の除菌剤を購入した人のなかには、「推奨された濃度で使ったのに効果がない!」というような口コミを投稿しているケースをときどき見かけます。

販売店の保管方法が悪いケースがあったり、購入後の保存条件によって濃度が低下してしまったりするわけですよね。

同じ次亜塩素酸水タイプの除菌水では、購入後は3か月を目安に使い切ることを推奨しているメーカーもあります。

ジアのチカラのメーカーであるピュアソンによれば、ジアの力は特許取得の技術により「400日たっても有効塩素濃度はほとんど変化しません」とのこと。

使用期限の目安としては製造後1年以内に開封して、開封したら1年以内に使うこと。

また、遮光タイプのボトルで5倍希釈したものなら1カ月以内、市販の携帯用ボトルで5倍希釈したものは2週間以内の使用が目安です。

いずれも、陽の当たらない場所で常温保管という条件なので、気を使わなくてもいいというメリットがあります。

ジアのチカラ・ライト(light)と高濃度タイプの違い

ジアのチカラにはライト(light)と高濃度タイプがあるので、2つの違いを説明します。

ライト(light)は標準タイプのことで、高濃度タイプとの違いは製造時の次亜塩素酸の濃度の違いです。

ライト(light)は次亜塩素酸が水1L中に130-150mg(80ppm)なので、希釈せずにそのまま使えます。

高濃度タイプは水1L中に650-750mg(400ppm)なので、5倍希釈で使いましょう。

ライトは手間がかからないのがメリットで、高濃度タイプは若干の手間はかかりますが、コスパ面に優れているのがメリットです。

ジアの力とライト・500mlスプレーボトルから4Lなどの最安値

容器と容量 記事アップ日の通販最安値(税込)
ジアのチカラ
ライトlight
(標準タイプ)
80ppm
500mlスプレーボトル入り 940円ほど
2L詰め替え用 2,310円ほど
4L詰め替え用 2,700円ほど
10L詰め替え用 在庫なし
20L詰め替え用 10,580円ほど
ジアのチカラ
高濃度タイプ
400ppm
2L希釈用 2,800円ほど
4L希釈用 2,600円ほど
10L希釈用 在庫なし
20L希釈用 5,000円ほど

価格を調べてみると高濃度のほうが安かったりもします。また、価格差が激しくなっていて、販売店によってはほかの半値くらいで販売しているところも出始めています。

品薄が一段落して安値の販売が始まっている印象も受けますね。スプレーボトルは単品での購入よりも、詰め替え用とボトルのセットがお得なのでおすすめです。

ジアのチカラ・高濃度タイプとライト(light)の口コミ評価

ジアのチカラ・ライト(light)と高濃度タイプを、実際に購入した方の口コミ評価を調べてみました。

比較的、人気の高い高濃度タイプの20Lと4L、ライトで調べています。まずはマイナスポイントとなる点をあげてみます。

「5倍希釈しても使用時はお酢の匂いが少しする。お酢の匂いが苦手な人はNGかも」
「一定の効果はあるがアルコールよりも劣るような報道があった。テーブル等を消毒するときはびちゃびちゃにかけて20秒放置後、拭き取るとのこと。また直で手指の消毒には向かないとも報道されていた」
「次亜塩素酸系の消毒液は無臭なので、消毒・滅菌できているのか実感できるわけではない。効果が体感できないので少々不安はある(ライト)」
「手間より値段を重視される方は、Lightじゃない方を購入されるほうがいい(ライト)」

支持するレビューは以下の通りです。

「基本的な使用濃度が80ppmと他社と比較して高い設定だが、優しく安心して使える」
「加湿器に使用。少しでも空気を浄化できればいいかと思い購入」
「他のに比べて使用期限が長いので購入」
「除菌は幅広く家の中から外出先まで使用でき、またペットもいるので助かる」
「次亜塩素酸は職場でも大活躍しており、私的には安心して使えるものという認識なので、詰め替えを見つけて嬉しかった(ライト)」
「手指の消毒として使用していいのかどうか不安だったが購入。商品に説明があるかなと思っていたが、特に何も書いてなく、販売元へ電話にて問い合わせると80ppmなので手指使用OKとのこと。今は安心して使っている(ライト)」
「ストックもなく、今は店頭にまったくない状況なので助かった(ライト)」

ジアのチカラが手指消毒に向いているのか、向かないのかという心配は多くの方がされているようです。

この件に関して他社「ジアニスト」の例ですが、届け出をしている区分を「雑貨」として販売しているため、「手指消毒に効く」とは広告できないという事情があるようです。くわしい解説はこちらをご覧ください。

ジアのチカラに関して調べてみると、やはりメーカーのピュアソンのホームページには「本製品は雑貨分類ですか、手肌に触れても低刺激性化粧品レベルの安全性であることを第三者機関で確認済です」という記述がありました。

区分と広告表示に関しては同社がはっきり名言していないので、間違いないとはいえませんが、区分の事情は関係しているのかもしれません。

それでも心配な方はライトでも少し薄めにして使うとか、別の除菌剤と使い分けるのがいいかもしれません。

私は家族に高齢者もいるので、キッチンや手指消毒には見た目もいい「パストリーゼ77」「A2Care」を、そのほかの場所で量を使う除菌にはコスパのいい次亜塩素酸水というように使い分けています。

「パストリーゼ77」と「A2Care」の解説はこちらにありますので、よかったら参考にしてください。

ジアのチカラは種類や容量が販売店によってはわかりづらいところもあり、あわてていて希望するものとは別の商品を購入してしまう人もいるようです。

くれぐれもppmの濃度や容量の記載をしっかり確認して、間違いのない購入をしてくださいね。

 

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