A2Careエーツーケアの効果・使い方・空ボトル・詰め替え4L価格は
A2Careエーツーケアの効果・使い方・空ボトル・詰め替え4L価格は
エーツーケア(A2Care ito’oshii with Science)は、NEWボトルの高機能スプレーボトル(A2Careミスト)が人気ですね。
空ボトルだけでも購入したい方が多いのが現状ですが、品薄のためなかなか入手しづらくなっています。
今回の記事ではA2Careのウイルスに対する効果や安全性、除菌、花粉、切り花に噴霧する使い方、加湿器、手指消毒、マウスウォッシュの使い方、空ボトル情報、詰め替え1L、4Lなども含めた定価の目安となる希望小売価格と通販相場について調べてみました。
もくじ
A2Careとは全日空商事と株式会社エースネットが設立した合弁会社「エーツーケア株式会社」が製造・販売している無色無臭の除菌消臭剤です。
ANAやJAL、ピーチエアなどの航空機内、Jリーグセレッソ大阪のクラブハウス内、さらには東京バレエ団の衣装にも除菌消臭のために使われていることでも有名ですね。
スタンダードタイプのA2Careは99.99%の精製水と0.01%の二酸化塩素だけでできています。
これは「MA-T(要時生成型亜塩素酸イオン水溶液)」と呼ばれるもので、ウイルスや菌に反応すると二酸化塩素が発生してウイルスなどを死滅させる仕組みです。
産経新聞が発表した大阪大学のウイルスへの実験効果とは
2020年5月8日の産経新聞ニュースによれば、「A2Careエーツーケア」を同社と共同開発した大阪大学の実験に関する情報が掲載されています。
SARSウイルスやMERSウイルスに対する有効性が実証されているほか、同大微生物病研究所が、同水溶液を新型コロナに使用した結果、新型コロナが98%死滅したことを確認したとされているんですね。
A2Careエーツーケアの安全性や使い方
A2Careエーツーケアの安全性について、エーツーケア株式会社では「さまざまな第三者検査機関における試験の結果、極めて高い安全性の認証済み」と発表しています。
先述べた大阪大学の発表だけでなく、ほかの研究機関による抗菌力評価試験データ、抗ウイルス実験データなどが販売ページでも示されています。
ただし、「直接吸い込んだり、顔に向けてスプレーすることはしないでください」という点は注意を喚起しています。
二酸化塩素による部屋等の除菌をうたった商品は、部屋に置いて二酸化塩素を放散させる据置タイプとスプレータイプに大きく分けられるわけですが、A2Careエーツーケアとは関係のない他社製品ですが、二酸化塩素を放散させる据置タイプを使った人が「臭いがきつい」「軽い咳、痰たんを生じるようになった」という事例があるんですね。
そのため、直接の吸引向けにはできていないということです。
とはいえ、国民生活センターでは「スプレータイプはスプレーの回数など、使用者による調整が可能である」として問題にはしていませんから、体質が合わないという人以外はそれほど慎重に考える必要はないように感じます。
ちなみに、A2Careエーツーケアにもゲルタイプがありますが、これは靴箱、冷蔵庫といった狭い空間内での使用が推奨されているので、ひとまずは推奨された使い方をしておいたほうがよさそうですね。
室内の除菌消臭には高機能スプレーボトル(NEWボトル)がおすすめ
今日現在、ボトルは旧タイプのスプレータイプ300mlと高機能スプレーボトル(NEWボトル)350mlが販売されています。
新旧ボトルの違いは旧タイプが1回ずつの噴射なのにたいして、NEWボトルは連続噴射できること。正式名は「A2Careミスト」という呼び名です。
中の気圧を変化させて噴霧する仕組みなので、使い始めを満タンにしてレバーをゆっくりと数回握れば連続噴霧ができます。
「シュッ!」ではなく「シューーッ」と連続で出るため、カーペットや布団、マットレス、ペットの臭いが気になる場所などの広範囲にまんべんなく、長時間スプレーできるメリットがあるんですね。
また、家に入る前に高いところに向けて空中噴霧しておいて、細かい霧が下りてくる中をシャワーのように浴びることで除菌消臭ができます。
トイレ・ドアノブなどでの1回の噴霧使用量の目安は
1回の噴霧での使用量の目安は噴霧する対象物によって変わりますが、標準使用量は1平方メートルあたり3~4回(約3ml)が目安です。
除菌・防カビ・消臭したい場所に20~30cm離して直接噴霧します。
家の中でもトイレの感染が多いと言われていますから、ドアノブなど手が直接触れる部分に噴霧したら、しばらく置いて布などで拭き取ります。拭き取っても効果は変わらないそうです。
a2care非公認?加湿器に使う裏技とは
「Scope(スコープ)」は食器や家具などの日用品をセレクトして販売しているサイトとして知られていますが、A2Careエーツーケアも扱っています。
このサイトでは、あくまでもA2Careエーツーケア非公認の技としたうえで、「超音波式のアロマディフューザーにA2を入れると広範囲に噴射できてタンクの除菌もできる」という情報をこちらの記事で紹介しています。
適量は水300mlに15ml~30ml。A2Careエーツーケアが5%~10%くらいの割合が効果的ということです。
アロマオイルを入れた場合でも、A2Careは香水やアロマの香りは分解消臭しないため、香りは残したまま、除菌消臭ができるんですね。
ちなみに、なぜメーカー非公認なのかというと、さまざまなアロマディフューザーの機種でテストができないため、故障しないとは言い切れないというのが理由のようです。
また、A2Careは80℃以上の熱を与えると、水に溶け込ませた二酸化塩素の安定性がなくなり、閉じ込めていた塩素が臭いとなって放出される現象が起きるので、加熱式タイプでは使わないように気をつけてくださいね。
というわけで、アロマディフューザーでの使用はあくまでも自己責任でお願いします。
A2Careエーツーケアの用途は花粉対策・切り花にも
花粉対策の噴霧方法
花粉が室内へ入ってくる経路は玄関・窓・衣類・洗濯物と言われます。
掃除を怠っていると花粉は室内にとどまり、室内の人の動きで起こる風によって空気中に舞い上がってしまいます。
そこで、小まめに掃除してからA2Careエーツーケアを噴霧しましょう。
玄関の床にはA2Careを1メートルほど離れてまんべんなく、マスクは表裏に、髪の毛や衣類についた花粉は手で払い落したり、ブラッシングしたあとから噴霧してください。
切り花を長くもたせるために
A2Careエーツーケアは菌の繁殖をおさえるため、切り花を長持ちさせる効果もあります。
切り花や茎の先に吹きかけておくと、水が濁らずフレッシュな状態を長くキープできて花瓶も汚れにくくなります。
手指消毒はスキンケアソリューションを使う
A2Careエーツーケアを手指消毒に使う場合に推奨されているのが、スプレーボトルとは別の「A2Careスキンケアソリューション」です。
こちらは内容成分が水、pH調整剤(リン酸Na、リン酸2Na)、清掃剤(二酸化塩素)となっています。
A2Careマウスウォッシュ
A2Careマウスウォッシュはブラッシング前後のすすぎに使うことで口内環境を浄化し、口臭を防いでくれます。
アルコールやエタノールを含んでいるものは刺激が強くて使いにくいですが、こちらは香料無添加で無味無臭のため、低刺激で使えます。
内容成分は水、甘味剤(キシリトール)、PH調整剤(リン酸Na、リン酸2Na)、清掃剤(二酸化塩素)となっています。
A2Careエーツーケアの定価(希望小売価格)と通販価格の相場は
A2Careエーツーケアの定価の目安となる希望小売価格と、記事アップ日時点での通販最安値の相場を調べてみました。税抜と税込の表示の違いがあるので、ご注意くださいね。
A2Careの容器と容量 | 定価の目安となる 希望小売価格(税抜) |
記事アップ日時点での 通販最安値(税込) |
100mlスプレー | 750円 | 825円 |
300mlスプレー | 1,800円 | 1,980円 |
高機能スプレーボトル A2Careミスト(NEWボトル)350ml ※詰め替えとのセット販売 ※ここでは空ボトルの価格を表示 |
なし | 空ボトル単品で1,800円ほど、 4本セットで4,400円ほどもあり |
300ml詰め替え | 1,200円 | 1,320円 |
1L詰め替え | 3,000円 | 3,000円ほど |
4L詰め替え | 7,500円 | 8,100円ほど |
スキンケアソリューション60ml | 850円 | 大手通販では在庫切れ |
スキンケアソリューション350ml | 2,000円 | 大手通販では在庫切れ |
マウスウォッシュ46ml | 950円 | 大手通販では在庫切れ |
マウスウォッシュ500ml | 2,000円 | 2,200円 |
ゲル120g置き型 | 1,700円 | 1,870円 |
高機能スプレーボトル・A2Careミスト(NEWボトル)350mlは詰め替えとのセット販売になっていますが、こちらが品薄で入荷したらすぐに売れてしまうんですね。
空ボトル単品だけの購入ができる通販販売店もあり、容器だけのセット販売もあるので、お友達と共同購入すれば安上がりに購入できそうです。
基本的に高機能スプレーボトル以外では大きな価格差はないものの、詰め替え用1L、4Lになってくると販売店によって価格差が見受けられます。
たくさん使うことを想定するなら4Lの購入がお得ですが、使用期限は未使用の場合で24ヵ月とのことなので、家庭で使うなら計画を立てて購入する必要がありそうですね。