いざというときの防災知識

ガムテープや養生テープ・防災で窓ガラスや目張りをする使い方の注意点

 
5種類のガムテープの画像
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防災研究隊
過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

ガムテープや養生テープ・防災における窓ガラスや目張りの使い方

防災時に布製のガムテープや養生テープは使い方次第で多機能を発揮するアイテムになります。

養生テープは「マスキングテープ」とも呼ばれるもので、塗装などの際に作業箇所以外を汚さないために貼る、保護用の粘着テープです。

緑色が一般的に知られていますが、ほかのカラーもあります。

養生テープは手で簡単に切れやすく、剥がしやすくて糊が残りにくいという特徴がありますが、その分、粘着力は弱めで布製ガムテープに比べると水に弱いのが欠点といえます。

多機能に使いこなせるガムテープと、用途を選べるマスキングテープの2種類を用意しておくと万全ですね。

今回は防災における建物編として、窓ガラス飛散防止や目張りをするやり方などを解説しましょう。

台風で窓ガラスが割れると風の通り道に

大型台風では家屋の割れた窓から風が入って、屋根が吹き飛ばされるケースがあります。

空気は気圧が低いほうに流れる特徴があるため、室内の気圧と外の気圧の差が大きいと、家の中に入りこんだ風によって屋根が持ちあげられ、飛ばされてしまいます。

台風で倒れた自転車の画像

ただし、この場合、割れた窓の反対側に空間が開いていれば、そこを通り道として風はそとへ出ていってくれます。

室内は風でひどい状態になるものの、建物の損壊までは避けられる可能性もあります。

ガラス窓の周辺を片付けておく

ガムテープの窓ガラス対策も大切ですが、窓のまわりを片付けておくことも重要です。

物干し竿、鉢、置物、自転車、遊び道具、掃除道具など、強風でガラスに飛んでこないようにしましょう。

折れやすい庭木も、あらかじめ短く剪定しておく必要がありますね。

このほかに日頃から取り付けの悪い看板、トタン板、屋根瓦、屋根葺材、農家のビニールハウスも風の強さによっては飛びやすくなりますので注意しておきましょう。

ガムテープや養生テープは窓ガラス飛散防止対策で補強ではない

テレビ番組などで台風の窓ガラス対策として、ガムテープや養生テープを使う方法が話題になりました。

しかし、この方法はあくまでもガラスが割れて二次災害が起きるのを防ぐのが目的で、窓ガラスを強化できるわけではないんですね。

ダンボールを窓ガラスの大きさに切り、窓枠にガムテープで貼り付けて固定する方法もありますが、こちらも補強ではなく飛散防止が目的です。

貼る方法はこの写真のように、部屋の中(ガラスの内側)からガムテープを「米」印に貼っていくだけです。

米印に貼られたガムテープの画像

台風シーズンで長期に渡って使いたい場合には、ガムテープではなく透明な防犯フィルムや飛散防止フィルムが便利です。

実際に割れてしまったら危険なので、カーテンを下ろして大きな破片が室内に飛び込まないようにしましょう。

建物などの目張り対策はロックを忘れずに

養生テープや布のガムテープでサッシの目張りをすると、雨水の侵入を防ぐ台風対策になります。

サッシに水が溜まるのは窓枠やガラス窓のゴムパッキンの劣化や、台風による大量の雨水で排水が追いつかないことが原因と考えられます。

また、それ以外にもレールにごみなどが詰まっていると溜まりやすくなりますから、まずはレールをチェックして埃、泥などが溜まっていたら掃除をしておきましょう。

そのあとで窓のサッシのすき間部分を外側から目張りしていきます。

貼り付ける箇所の水気を拭き取り、下から上に向かって貼っていくと空気が入りにくくなります。

風圧によりサッシが勝手に開かないように、目張りのあとは必ずサッシにロックをかけて下さい。

また、郵便ポストにも風で雨水が吹き込む場合があるので、外部側から受け口をふさいでおきましょう。

ガムテープや養生テープの注意点

台風が来るというニュースが出ると、ホームセンターなどではガムテープや養生テープが売り切れになってしまうケースも多々あります。

通販でも交通機関の影響で到着が遅れる可能性もありますから、平常時に多めに購入しておくことをおすすめします。

 

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