日本製?東和化粧品アルコール系ハンドジェル25mlなどの口コミ評価
日本製?東和化粧品アルコール系ハンドジェル25mlなどの口コミ評価
日本製除菌ジェルのうち、アルコール系で人気の携帯用ハンドジェル「手指を汚れから守るアルコールハンドジェル」25mlや480ml、東亜産業の500mlハンドジェルの口コミ評価を紹介します。
もくじ
携帯できる便利さと銀イオン、ヒアルロン酸Naの配合で肌にも優しいということで女性を中心に人気の商品です。
販売製造元は東和化粧品株式会社(佐賀県唐津市)ですが、口コミ評価では日本製?アルコール濃度が不明という疑問が寄せられているので、実際にAmazonなどの口コミ評価を紹介してみましょう。
その前にまずはアルコール濃度に関する情報を載せておきます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に推奨されるアルコール濃度
米国疾病予防管理センター(CDC)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止に推奨しているガイドラインは以下のものです。
・20秒間、石鹸と水で手を洗うこと
・60から95%のアルコールを含むアルコールベースの手指消毒剤を手が乾くまですり合わせること
日本の厚生労働省ではアルコール消毒液が不足していることを受けて、アルコール濃度が高いお酒も消毒液の代わりとして使用することを特例として認めたため、度数60度台の製品でも認められています。
とはいえ、東亜産業のアルコール系ハンドジェルがどうかはともかく、製品によっては公共機関の推奨値に当てはまらないものもあるようです。
フマキラー社の除菌剤がNHKのテレビ番組で効果がないとされたニュースをご存じの方も多いと思いますが、フマキラー社が反論していた製品が「フマキラー・キッチン用アルコール除菌スプレー400ml」。
この製品はアルコール濃度49%で効果ありという報告が同社から発表されています。
東和化粧品アルコール系ハンドジェル25ml・480mlの濃度・特徴と価格
記事アップ日の時点ですが、東和化粧品のアルコールハンドジェルにはアルコール濃度の記載がありません。
ネットでは25mlのほうはアルコール濃度は30~35%と明言している人もいますが、東和化粧品が公開している情報ではないので正確かどうかは不明です。
25mlの安い価格帯(税込)では1個400円ほどでセットになるほど安くなりますが、販売店によって価格にかなりばらつきがあります。
480mlのほうもアルコール濃度が書かれていません。このほかに、後述しますが東和化粧品の親会社である東亜産業の製品として500mlも販売されています。
480mlの今日現在の安い価格帯(税込)では1本4,000円ほどですが、後述する新商品が出ているためか、品薄となっています。
ちなみに、東和化粧品の親会社である東亜産業は、本社が東京都千代田区外神田にあり、中国広東省に提携工場を持っています。
このハンドジェルは化粧品であり、医薬部外品ではない
調べてみると、東亜産業では令和2年04月06日の日付で小売店・販売店向けに注意を促しています。
販売当初からハンドジェルは「新型コロナウイルスに対する効果がある」という表示は一切せず、効果があるかどうかは現時点では確認できないため、コロナウイルスに効果効能があるかのようなコピーや広告は控えてほしいといった内容です。
さらに、ハンドジェルは化粧品として販売届を提出しており、医薬部外品ではないため、小売店・販売店には「殺菌」「消毒」という文言を利用したコピーや広告を控えてほしいとも明記しています。
こちらに記事があります。スクロールしていくと下に掲載されています。
このような発表があるとはいえ、販売店によっては今日現在でも「除菌」をうたっているところもあるために、多くの人が効果を信じて購入してしまうケースが起きています。
東和化粧品アルコール系ハンドジェル25ml・480mlの口コミ評価
東和化粧品アルコール系ハンドジェル25ml・480mlを実際に購入した方の口コミ評価を調べてみました。
まずはマイナスポイントとなる点をあげてみます。
「アルコール成分入りとのことだが、どれくらい含まれてるかはかなり疑問(25ml)」
「ハンディタイプなのはいいが、ジェルだから少なくなると出るのに時間がかかり、やっぱりスプレータイプの方がいいかも(25ml)」
「匂いも効果もダメで、結局、次亜塩素酸水を小さいスプレー瓶にいれて代用(25ml)」
「小さい割には、少し値段高め(25ml)」
「すぐ無くなりそう(25ml)」
「エタノールが出回ってないからと、濃度割合が書いてない品物に手を出したのを反省している(480ml)」
「この状況の便乗品と思われても仕方ないと思う(480ml)」
レビュー中の次亜塩素酸水についてはこちらで解説していますので、参考にしてくださいね。
支持するレビューは以下の通りです。
「サラッとして使いやすい。蓋がけっこう硬いので、カバンの中に入れっぱなしでも安心して使える(25ml)」
「持ち歩きに便利なサイズでジェルのベタベタ感がなく、すぐにサラサラしてつかいやすい(25ml)」
「手軽に除菌できるので、この時期重宝(25ml)」
「今の時期とても安心(25ml)」
「持ち運びに便利なサイズで、子供が学校行く時にも持たせている(25ml)」
「スプレータイプと比べると粘度があり使いにくいが、ヒアルロン酸配合でカサカサしにくいのが気に入った(25ml)」
「問題なのはメーカーではなく販売サイド。外出から帰るとこのジェルを使い、さらに石鹸で手洗いしている。個人的には手洗いの一環として悪くないと思う(480ml)」
支持するレビューのなかには、やはり除菌できる商品と勘違いして購入している方もいるようですね。
東亜産業アルコール系ハンドジェル500mlの濃度・特徴と価格
親会社の東亜産業の製品として販売されている、500mlのハンドジェルもあります。
表の表示で見分けますが、中国製と日本製のボトルがあります。こちらもアルコール濃度の表示はありませんが、販売店のコメントによれば約56~59%。
また、「アルコール※1洗浄タイプ ※1.清涼剤・溶剤として」の表示があり、こちらも「除菌」「殺菌」「消毒」という表示はありません。
今日現在の安い価格帯では、中国製は1本あたり1,000円ほどしますが、日本製は1本あたり1,700円ほどになります。
東亜産業アルコール系ハンドジェル500mlの口コミ評価は?
実際に購入した方の口コミ評価から、まずはマイナスポイントとなる点をあげてみます。
「表パッケージに『安心の日本製』表示がなくなってる。問い合わせたら『中身は一緒ですので安心して使える』との返事。やっぱり不安は残る」
「アルコール度数、成分表示もありません。購入は勧められない」
「日本製と思って購入したけど中国製でした」
支持するレビューは以下の通りです。
「アルコール度数が表示されておらず、『消毒』という文字がなく『洗浄』と書かれているのを見てだまされたと思ったが、70%以上のものが手に入らない今となっては、60%弱であればそれなりの効果を期待したい気持ち」
「職場が都内でWHOも50%以下は効果がないと言ってましたが、少しでも効果があると信じて使う」
「除菌商品等が品薄状態で無いよりはよいかと子供のために購入。アルコール度数を気になさる方は別商品を購入すればいい」
「この商品のみで対策されるのは危険ですが、しっかり手洗い後に使用する事をお勧めします」
「1日に何十回と手洗いの繰り返し。保湿性までは望まないが、とりあえず安心を買った」
「高齢の両親のために1本ずつ渡した。商品の実際の効果がどうであれ、両親の意識を一段階上に変える良いキッカケになってくれたと思う」
東亜産業のハンドジェルは約56~59%とのことで、納得して購入されている方もいますし、品薄状態の今ならという条件ではまずまずの評価のようです。
日本製と中国製が混在しているので、ラベル表示をしっかり確認するか、気になるようなら販売店に問い合わせてくださいね。
品薄の状況でみなさんそれぞれの判断にお任せいたします。