いざというときの防災知識

ペット専用防災リュックやキャリーバッグ、災害時の避難に必要な機能は

 
リュックに入る猫の画像
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防災研究隊
過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

ペット専用の防災リュック型キャリーバッグ、災害時にどう選ぶ?

災害時に使うペット専用の防災リュック型キャリーバッグは昔に比べると種類も多く、おしゃれなタイプ、かわいいデザインも多くなりました。

ペットは家族の一人という認識もあって、ペットの気持ちや過ごしやすさを考えた設計もされています。

また、ペット専用の防災リュックでもデザインが気に入った人は、荷物やぬいぐるみを入れたりして使うなど新しい使い方もされていますね。

でも、災害時という特別な機会では、注意しておかないと飼い主がとてもたいへんになることも。

今回は防災リュックのどんな点に気をつけて選んだらいいのか、解説していきましょう。

注意点・災害時の避難には持ち運びが多い

災害時、ペットがいない人の場合は自分たちが生活するだけの食糧や備品をリュックに背負い、手にも持つことができます。

その際に1人で持ち運べる重量は6㎏から8㎏といわれています。これはキャリーバッグなどに入れて持ち運ぶ小型犬や猫なども含めての重さです。

子犬の画像

私が以前に飼っていた猫は8㎏でしたから、計算上は猫しか運べませんね(笑)。

ペットを同行避難させるとなると、人間用とペット用の避難セットを持つことになり、飼い主にはかなりの負担が強いられることを覚悟しておかなければなりません。

ペットリュックを前に、自分のリュックを後ろに背負う状況も

家族が複数で重い荷物を分担できる状況ならまだしも、ひとりの場合や子供が幼い場合にはそうはいきません。

ペットリュックのホルダーを肩にかけて前に抱え、自分の荷物は別のリュックで後ろに背負い、手には持てるだけの備品を持つという状況になってしまう人もいます。

このような状況も考えると、丈夫でしっかりしたつくりのリュックが必要です。

さらに災害時のアクシデントや移動しやすさを考えて、リュックに自分でウェストベルトを縫い付ける人もいます。

荷物が多くなるのが想定できる場合にはこのくらいがおすすめです。

ペット専用の防災リュックのおすすめ機能

丈夫で安全性の高いものを選ぶ

ウエストベルトが最初から付属していて、体にフィットするリュックなら横揺れが少なく、ペットが酔いにくいメリットがあります。

適正体重と耐荷重の違いとは

素材が軽量で丈夫なものを選びましょう。使い勝手は通販の口コミが参考になります。

リュックに書かれている「適正体重」と「耐荷重」ですが、適正体重は犬の体重そのままを、耐荷重はそのキャリーが耐えられる総重量を表しています。

災害時のストレスでペットが暴れた場合を考えると、同じ5kg表示でも耐荷重よりも適正体重を表示した商品のほうが安心できるわけですね。

ケージ拡張・トイレ・給水ボトルのケアができる機能性

ケージが拡張できるタイプは、リュックがそのまま避難先でケージ代わりとして使えます。

おしっこシートを敷いてトイレのケアができたり、ペット用の給水ボトルをセットできたりする機能があれば飼い主としてもラクですよね。

ドッグフードの画像

交通機関や避難所では窓は不向き

社交的なペットもいますが、一般的にペットは知らない人にケージの中を覗き込まれたりすることが苦手です。

ペットと人(飼い主)を完全に分けてしまう避難所ならいいですが、人の多い交通機関を利用するときにはドーム型のクリアーな窓が付いているタイプは人目について子どもが寄ってくるケースも多くなります。

窓がある場合には、状況に応じて中を隠せるようなタイプがいいでしょう。

猫を洗濯ネットに入れるとおとなしくなるのはなぜ?

「猫は洗濯ネットに入れるとおとなしくなるから、洗濯ネットに入れてキャリーに入れるといい」とよく言われます。

2015年夏、茨城県での大洪水の際、取り残された猫が洗濯ネットに包まれて、水難救助隊員に救出されたニュースでも有名になりました。

なぜかといえば、猫は狭いところを好む傾向があり、洗濯ネットの柔らかい材質、網の目状になっていて通気性もある環境などから安心できるからと言われています。

一般的には網目の細かな真っ白なタイプではなく、目が粗くて中の様子が確認できるタイプくらいがいいようです。

ただし、すべての猫に有効ではなく、暴れて嫌がる猫もいるので、その場合にはキャリーバッグに直接入れてしまうほうが手っ取り早くすみます。

猫の場合は注意点がもうひとつ。長時間となると逃げ出したり、パニックになったりするので、リードをつけて生活する場面も出てきます。

猫のリードを引っ張る力はとても強いので、いざという場合に手に負えなくなります。ふだんからリードをつけて生活する練習もしておきましょうね。

 

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