いざというときの防災知識

猫用ペット防災グッズ・災害対策における基本的な注意点とは

 
猫砂をかく猫の画像
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防災研究隊
過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

猫用ペット防災グッズ・災害対策における基本的な注意点とは

猫用のペット防災グッズは、どんなものをどのくらいの日数分そろえたら災害対策になるでしょうか。

まず気になるのは食糧ですが、それ以外にも環境が変わることで気をつかってあげなくてはいけない場面もたくさん出てきます。

ペットを受け入れてくれる避難所もあれば、余裕がなくて受け入れてくれない避難所もありますから、万一、避難所に入れなかったことも想定して、万全の備えをしておきましょう。

今回は災害時における大切な猫の防災グッズ選びの注意点を解説します。

ペットの救援物資は日数がかかる、できれば7日分以上用意

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、陸路が寸断されてしまったために支援物資が届かなかったり、届いても行政の混乱、人手不足により支援物資が滞留してしまうという状況が起きました。

その5年後の2016年4月14日に起きた熊本地震でも、大動脈である九州自動車道が寸断されました。

支援物資が集まったものの、陸路で渋滞が悪化。物流に民間業者を入れて空路による輸送が始まったのは地震発生から5日目のことだったんですね。

このように、かつての経験や反省があっても、いざという場合には混乱から円滑な防災活動が行われる保証はないわけです。

段ボールに入る猫の画像

このように、人の救援物資が届くまでに少なくとも5日、ペット用の救援物資が届くまでにはさらに日数がかかると考えたほうがいいでしょう。

環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」でもペット用の備蓄品は「できれば7日分以上が望ましい」と解説しています。

そろえておきたい猫用防災グッズと注意点

ペットフード・水・食器

過去の地震において、避難所で「ペットのご飯ありませんかと聞いたら怒られた」という記事が話題になりました。

救援物資は人間優先が基本になりますから、避難所に同行できないという想定でペットは飼い主が守る意識を持っておきましょう。

先に述べたように、ペットフードや水は7日分以上。猫の場合、一般的に水を飲む量は少ないので、500ml×2本ほど用意しておけばいいでしょう。

日頃から缶詰も含めて、ペットフードを1カ月分ほど備蓄しておく準備のいい飼い主さんもいます。

食器は割れにくく、軽くて持ち運びやすいコンパクトなものを揃えておきましょう。

療法食や薬

療法食や薬が必要でも支援物資ではまかなえません。長期に渡って備蓄しておいて持ち出す必要があります。

避難用具(リュック・キャリーケース)

猫には洗濯ネットも必要ですね。リュック・キャリーケースには、いつも使っているマットやタオルを敷くと自分のニオイで猫も安心します。

リュックと洗濯ネットについては、くわしくは別の記事で解説していますのでご覧ください。

ガムテープ

ガムテープはキャリーバックの扉が開かないように、周囲を固定するときに使えます。

ペット用のほかにも工夫次第で災害時に活躍するアイテムに変わります。

予備の首輪や伸びないタイプのリード

使っているものが切れた場合も考えて、予備の首輪やリードがあれば安心です。首輪嫌い・リード嫌いな猫にはなるべく慣れさせておきましょう。

基本情報を書いたメモ

脱走した場合に発見・連絡してもらえるように、猫と飼い主さんの情報を書いたメモを用意しましょう。

猫の名前、飼い主さんの名前、連絡先、猫との写真があれば迷子になったとき役に立ちます。携帯電話にも写真を入れておくといいですね。

子猫の画像

トイレ用品

猫によっては猫砂やトイレが変わると使わなくなってしまう場合もあります。

同じ形のトイレ、同じトイレ砂をストックしておくか、携帯用のトイレをふだんから使わせて慣れさせておきましょう。

慣れない場合は、これまで使っていた古い砂を多少混ぜて使ってみてください。

また、猫のトイレ用砂は人間用の簡易のトイレとしても使えるので、ストックしておけば便利です。排泄物の処理用具も必要ですからお忘れなく。

ケア用品

タオルやブラシ、ペット用ウェットティッシュなどのケア用品も必要です。

タオルやブラシはその猫のニオイがついたものにすれば安心します。

タオルはお手入れだけでなく防寒にも役立つので、5枚くらいは用意しておきましょう。

この他にお気に入りのおもちゃなどもあればベストですね。

現在はさまざまな防災グッズのセットが販売されていますから、基本的なセットをそろえてから必要なものを買い足すといいでしょう。

くれぐれも迷子にならないように

迷子になった動物は自治体が運営する動物愛護センターに保護されますが、1週間のうちに飼い主が見つからなければガスや注射によって殺処分されてしまいます。

過去の地震で被災した動物では殺処分がおこなわず、保護を続けてくれたケースもありましたが、災害時には施設の受入れ体制にも限界がありますから、止むを得ない処置がとられるかもしれません。

辛い事態にならないように、くれぐれも迷子にならない対策、なってもすぐに見つけてもらえる対策をしておいてくださいね。

 

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