いざというときの防災知識

防災の日とは?9月1日の由来・きっかけや関連行事の雑学を紹介

2020/02/06
 
交通規制の画像
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防災研究隊
過去最大の災害と呼ばれる天災が世界中で頻発しています。自分や家族を守るための減災知識や、いざというときに家庭でできる備えやグッズなど、評価の高いものから調べて掲載しています。なにかが起きるまえに、ぜひ準備してくださいね。

防災の日とは?9月1日の由来・きっかけや関連行事の雑学を紹介

防災の日とはなにか、どんなことをするのか、9月1日に定められた由来・きっかけ、関連行事の雑学についてまとめてみました。

9月1日は防災の日。台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、災害に対処する心構えを準備するために1960年に制定されました。

由来は大正12年(1923年)の同日に関東大震災が起きたこと、また、9月1日は暦の上で台風の多い二百十日(にひゃくとおか)に当たることからきています。

二百十日というのは、立春(2月4日頃)から数えて210日目の日で、台風の多い日もしくは風の強い日と言われています。

もともと農家にとっては稲が開花する重要な時期。ここで台風が来るとほかの農作物にも甚大な被害が出てしまうため、気を緩めずに過ごすようにとこの日を厄日としたそうです。

防災の日には防災訓練で交通規制が実施される

9月1日を含む1週間、8月30日から9月5日までは「防災週間」となり、地域での防災訓練や防災関連イベントが行われています。

交通標識の画像

とくに大掛かりな防災訓練としては、これまでに警視庁が都内約100か所で交通規制を実施。大震災の発生を想定して、幹線道路などにおける車両通行禁止を含む防災訓練が行われました。

9月1日の前に実施内容とルートが発表されるので、ドライバーのみなさんはチェックしておいてください。

電車でも大地震発生を想定した訓練を実施

2011年3月11日の東日本大震災では各交通機関が大混乱に陥りましたが、そのときの反省や経験を活かして鉄道会社もさまざまな対策を講じています。

たとえば、JR東日本では大規模地震が発生した場合、駅を帰宅困難者の一時滞在場所として開放したり、ターミナル駅などに食糧や毛布も備蓄しています。

鉄道各社では防災の日に関連して大地震発生を想定した訓練を実施しています。

走行中の列車の一旦停止訓練、駅間停止訓練、減速運転などで、電車の遅れも生じるため、この時期の出勤は余裕をもって出かけたほうがよさそうです。

「救急の日」や「11月の津波防災の日」もある

ちょっと混乱しそうですが、防災週間とは別に「救急の日」や「津波防災の日」もあります。

「救急の日」は「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから9月9日。

昭和57年(1982年)に救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急・医療関係者の意識を高めることを目的に定められました。

厚生労働省・消防庁・日本救急医学会・日本救急医療財団が主催するイベントとして、救命講座やAEDを使う体験などが実施されます。

慰霊の蝋燭の画像

「津波防災の日」というのは11月5日ですが、1854年(江戸時代)に中部地方から九州地方の太平洋沿岸に大きな津波被害をもたらした安政南海地震の発生した日が由来なんですね。

ただし、定められたのは平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災がきっかけでした。

東北地方の太平洋沿岸を襲った津波によって多くの人命が失われたことを受けて、津波から国民の生命を守ることを目的に制定されています。

防災の日は3月11日ではないので注意

東日本大震災と関連付けて3月11日が防災の人と勘違いしている人も多いようです。

防災の日は1960年に制定されていますし、台風シーズンの9月1日ということもあり、今のところ変わることはないようですね。

防災の日をきっかけに備蓄が少なくないか、家族でもしものときの連絡手段はどうするのか、いまやるべきことを再確認して備えておいてくださいね。

 

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