突っ張り棒のキャットタワーは倒れる?シンプルでハンモック付きが人気
突っ張り棒のキャットタワーは倒れる?シンプルでハンモック付きが人気
キャットタワーには天井に固定するタイプの突っ張り棒タイプと、天井に接しない据え置きタイプがありますね。
比較的シンプルでハンモック付きのものが人気となっていますが、突っ張り棒タイプは倒れるという感想をよく耳にしますね。
それはなぜなのか、それを踏まえたうえでどちらを選ぶべきか。初めて購入される方は悩むと思います。
結論から言えば、どちらを選ぶかは現在、お住いの環境次第といえますが、今回はとくに突っ張り棒タイプのキャットタワーを中心にメリット・デメリットを確認しながら、注意点なども含めて解説していきます。
もくじ
キャットタワーの突っ張り棒タイプは倒れる?
キャットタワーの突っ張り棒タイプは、高い所が好きな猫が楽しめるメリットがある一方で、倒れるという感想もあります。
突っ張り棒タイプは壁や天井を傷つけずに使えると思いがちですが、基本的に天井へのネジ止めをして使うため、転倒防止策をしていなければ倒れやすくなります。
ネジ止めをしないタイプもありますが、一般的に猫の体重が5kgを超える場合などは転倒の危険が高くなると言われます。しっかり固定して、安全面に配慮しておきましょう。
たとえば、こちらのキャットタワーの突っ張り棒タイプは価格的にも安くて人気ですが、口コミを読んでみると、「しっかり設置したつもりでもだんだん緩んでくる。週1回くらいで締め直しが必要」という評価があります。
まめに締め直しができる場合にはいいですが、忘れがちな場合にはネジ止めタイプにしておいたほうがいいですね。
人気のキャットタワーでも評価が違う場合がある
人気のキャットタワーでも評価が違う場合があります。それは飼っている猫の数、体重、使い方、天井の材質の違いなど、飼い主の条件がみんな違うためなんですね。
たとえば、使い方の例で言えば、猫が走ってきて飛び乗ることが多いケースと、止まっている状態でゆっくり飛び乗るケースではまったく違います。
猫が活動的に使うほどキャットタワーには負担がかかりますよね。
ですから、人気のキャットタワーでもしっかりと口コミをチェックして、ご自分の住まいの条件、猫の体重などの条件が似ている人の評価を参考にして決めるようにしましょう。
突っ張り棒タイプのメリット・デメリット
突っ張り棒タイプはスリムで場所を取らず、しっかり固定できる製品なら倒れにくいものの、本体自体の重量が軽く固定がゆるいと倒れることがあります。
梁か鉄骨が入っている場所に設置するのがおすすめで、木の板や石膏ボードの天井では天井が変形して緩みが出てしまうので倒れる原因にもなります。
メリット
高い所が好きな猫は喜ぶ
天井の梁か鉄骨が入っている場所に、しっかり固定できる製品なら倒れにくい
スリムで場所を取らない
デメリット
天井の素材が弱いと設置しても倒れる・凹む・穴があく可能性がある
高さがあるので、倒れた場合の危険度は高い
猫がハードな使い方をすると、強度不足で軸が変形することがある
設置場所を選ばず、どこにでも簡単に設置のが条件なら、据え置きタイプのキャットタワーがいいかもしれません。
ちなみに、据え置きタイプは土台の部分が大きくて場所をとるのがデメリットと言えます。
キャットタワー突っ張り棒タイプの選び方
突っ張り棒タイプの選び方のポイントをあげてみましょう。
一本の突っ張り棒よりも二本タイプが安心
突っ張り棒タイプにするなら、支柱が2本以上ある物を購入するのが安心です。
口コミ・レビュー評価を重視する
購入者のなかで自分の猫と環境が似ていると思われる人の口コミ・レビュー評価をしっかりチェックしましょう。
DIYで自作するなら天井の補強をする
DIYで自作するなら突っ張り棒と天井の間に大きいサイズの板を挟むと、支える面積が広がって強度が上がります。
キャットタワー突っ張り棒タイプの注意点
地震などの防災面も考えると、設置場所は寝室よりもリビングがいいでしょう。
深夜の就寝中に大きな地震で倒れてきた場合、深夜に人のいないリビングのほうが安全です。
猫が遊んで体重のかかるものなので、定期的に緩んでいないかをチェックして、緩んでいるようなら各ネジの締め直しをしてくださいね。